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こころのはなし

No.941〜950

No. タイトル No. タイトル
No.949 がんばり過ぎないで No.950 母を亡くした後やる気がおきません
No.947 友人がいない事を虚しく感じます No.948 ささいなことで怒りが止められない
No.945 何かを決断することが苦手です No.946 産後のストレスで生理不順
No.943 子どもがいじめられていないか心配 No.944 特定の状況で不安を感じる恐怖症
No.941 突然息が苦しくなる「過呼吸」 No.942 同じミスを繰り返してしまう

 

950 母を亡くした後やる気がおきません

「半年前に母を亡くしました。その後、気分が滅入ってしまいやる気がおきません。このままではうつ病になってしまうのではないか、と心配です。」48歳女性からの相談です。

肉親を亡くすことは確かにとっても辛く、立ち直るのは難しいものです。数日から数週間は悲しくふさぎこんだ気持ちが続き、何も手につかない状態になります。

それでもこうした状態はいずれ収まっていき、普段通りの生活に戻るケースがほとんどです。

ご相談者はこの状態が半年も続いている、ということですから注意が必要です。聞けばパートの仕事はかろうじて出ていますが、家事にも支障が出ているということです。 これに気だるさが続く、眠りが浅い、集中力を欠くことが多い、などの症状があれば、すでに軽いうつ病になっている可能性が高いと言えます。一度せいんりょうないか心療内科などを受診してみてはいかがでしょうか。

もしうつ病と診断された場合は、抗うつ薬などによる治療のほか、カウンセリングを通じてお母様の死を徐々に受け入れていきます。ご相談者は仮に発症していても初めてのようですから、こうした治療を続ければ、3〜6か月で8割方は回復が見られると思います。

治療は早く始めた方が反応と回復も早いので、ご家族とも相談のうえ一度、専門家のアドバイスを聞いてみて下さい。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/04/27

949 がんばり過ぎないで

家事も育児も仕事も一生懸命やる頑張り屋さんの女性は多いですね。ただ、完璧主義者や、絶えず動いていないと気がすまない性格の方の場合、心身が発するSOSに気づかずボロボロになりながらも働き続けてしまいます。これは、主婦版ワーカホリック(仕事中毒)の状態です。

放っておくと「燃え尽き症候群」に陥る危険が高く、ある日、今までやってきたすべてが嫌になり、まるで別人のようになる可能性があります。薬が効かず治りにくい厄介な病状です。そのまま不安障害、パニック障害、うつ病などを発症するか、体調を崩すかもしれません。

とにかく休養が必要です。頼み事を断れないなど対人関係の弱点を抱えているかもしれないので、周知の人は休むよう勧めたり、頼りすぎないよう配慮してあげましょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/04/05

948 ささいなことで怒りが止められない

「ささいなことでイライラして怒りが止められない」ということはありませんか。

心が安定していれば、ある程度の怒りは抑えることができます。しかし、怒りを爆発させ続け、自分で止めようと思っても止められない場合は心の病が潜んでいる可能性があります。

ではどんな心の病なのでしょうか。例えば、イライラ感や攻撃性が強く、そうかと思えば度が過ぎたことを後悔して落ち込む双極性障害。不安から攻撃的になる全般性不安障害。比較的短時間に怒りを爆発させることが多いうつ病。疑い深く、猜疑心から攻撃的になる委縮性パーソナリティ障害。ささいなことでも強い怒りを感じてしまう情緒不安定パーソナリティ障害。アルコール依存症や覚せい剤などの薬物依存症の離脱症状にも現れることがあり、広範囲の精神疾患で攻撃的な怒りの症状が見られます。

治療方法は、背景にある疾患を特定し、それぞれに合った治療を行います。周囲が気付いても、本人に自覚がない場合や受診を聞き入れてもらえない場合は家族でも構いませんので、まずは専門医に相談をしてください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/03/23

947 友人がいない事を虚しく感じてます

「幼い頃から他人に心を開くことができず、親友と呼べる人もいません。最近そうした自分を価値がなく虚しい人間だと感じてしまいます。」30歳女性からの相談です。

ご相談者は3歳のお嬢さんのお母さんです。2年前に現在の土地に引っ越してきたそうですが、「ママ友」ができないことで寂しさを感じ、それを自分自身の価値の低さに結びつけてしまっておられるようです。

極端な人見知りや周囲との人間関係を結ぶのが難しい、また傷つくことを恐れて他人に心のうちを見せられないという人は、回避性パーソナリティ障害などの心の病が考えられます。

ただ、ご相談者は夫婦関係も良好で、友人が出来ないことを過剰に心配しているように感じました。誰でも出来上がった人間関係のなかに飛び込んでいくのはエネルギーがいるものですから、あせりが禁物です。

また今はお子さんが幼稚園に上がる前ということで、社会との関わりが少し薄い時期と言えます。幼稚園が始まると、行事に参加したり役員をやったり周囲と接する機会が増えますから、そこから友人が出来る可能性は多くあります。

こうした虚しい気持ちや元気が出ない状態が長く続く場合は、問題です。軽いうつを発症している可能性もありますから、その際は心療内科などを受診し、専門家のアドバイスを聞いてもよいでしょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/04/20

946 産後のストレスで生理不順

出産後、原因が分からないのに生理がずっと止まったまま・・・。

産後のストレスが原因かもしれません。どの程度生理が無いと注意が必要なのでしょうか。

出産後、一年経っても生理がない場合は心配です。まずは内科や産婦人科で検査をうけましょう。まれに、若年性更年期障害ということもありますが、採血の数値で分かります。

その他の原因は、産後の育児などでストレスを強く受けると、卵巣機能が、一時的に止まることがあります。放っておくと身体に影響を与えるだけでなく、うつ病や双極性障害など心の病が背景にあるケースも考えられます。

心配な場合は心療内科など専門医に相談をしてください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/04/20

945 何かを決断することが苦手です

「決断することが苦手で大事な決断を他人に任せてしまい、優柔不断と言われることもしばしばです。決断力をつけることはできるのでしょうか?」32歳男性からの相談です。

「物事を決断できない」という背景には、実に様々な要因が考えられます。

まず、一般的に「物事を決めることが習慣づけられてない」「決めることが苦手」といったレベルの問題の場合、外食の時にメニューを自分で決めるなど、簡単なことを自分で決めるようにすることで改善されるようなら大丈夫です。

ご相談者の場合、最近、仕事で管理職となり、なかなか決断できないことをとがめられることも多いそうです。仕事は場数を踏めば決断することに慣れてきますから問題はありません。

ただ、不安障害をはじめとした心の病気が隠れている場合にも、物事が決められなくなります。これまで決められた事柄がある時点から苦手になっている、といった場合はその可能性が高いかもしれません。

極めて稀ですが、幼少期より何事も自分で決めることができず、日常的な判断を親御さんやご兄弟など周りの方に決めてもらう必要があるという方もいます。そうした方は、依存性パーソナリティ障害の可能性があります。心の病気があるのではないか、と思い当たる節のある方は、心療内科や神経科などでご相談になられることをおすすめします。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/04/13

944 特定の状況で不安を感じる恐怖症

「同じ状況になると、いつも不安を感じる」ということはありませんか? 日常に潜む恐怖症についてお話ししましょう。

恐怖症とは、特定の状況、動作、物に不安や恐怖を感じる疾患で、高所や閉所の恐怖症のほか、“広場恐怖症”や“対人恐怖症”などもあります。

どの程度であれば注意が必要でしょうか。例えば、ドライヤーを拾ってひどいぎっくり腰を経験したことがトラウマになり、その後も物を拾うのが怖いなど、ちょっとした不安感は誰にでもあることです。ただし、再発を恐れるあまり気持ちがふさぎこんだり、動作をイメージするだけで恐怖を感じる、動悸やめまい、吐き気などの症状を伴い、日常生活にも影響を及ぼすようであれば恐怖症が隠れているかもしれません。

はどのような治療を行うのでしょうか。系統的な脱感作療法を用います。不安になる状況を階層化して、がまんできるところから始め、不安がなくなるまでだんだんならしていきます。物を拾う動作の場合、どの程度ひざが曲げられるかを段階分けします。不安の程度により、薬物療法も併用し、克服できるようになってくれば薬物療法をなくします。

心配な場合は、専門医に相談してください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/04/13

943 子どもがいじめられていないか心配

「最近小学6年生の娘の元気がありません。いじめなどを受けていないか心配ですが、どう接したらよいでしょうか?」37歳女性からの質問です。

お子さんの様子が明らかに普段と違うのに、聞いても答えてくれない・・・。さぞご心配のことと思います。 眠れない、食欲がないといった症状が何らかの病気を原因としている場合は小児科の受診が必要です。病気ではなくいじめ等が疑われる場合、むやみに聞きまわるのではなくまずは情報を集めることが大切です。

先生に聞くことが一番ですが、いじめは先生の把握していないところで行われることがほとんどです。その場合友達の母親から聞き出してみてもよいでしょう。 身体的ないじめを受けている場合はあざなどの有無で確認できます。持ち物を隠されたりするケースもありますので、体操着や箸箱を「なくした」「学校に忘れてきた」といったことが頻発しているようなら「危険信号」と言えます。さらに言葉等によるいじめは証拠がないのでやっかいです。

もしいじめの事実があったら、まずは学校に相談しましょう。最近はチームを組んで迅速に対応する学校も増えていると聞きます。その際は両親揃って相談することをお勧めします。

いずれにしてもお子さんと普段からコミュニケーションをとり、信頼関係のある温かい関係を築くことが何より大切です。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/04/06

942 同じミスを繰り返してしまう

「頑張っているつもりなのに仕事で同じミスを何度も繰り返してしまいます。上司には『やる気がないのか』と叱られ、仕事を続けるか悩んでいます。」25歳女性の相談です。

同様のご相談を寄せられる方は多くいらっしゃいますが、背景には実に様々な原因が考えられます。 まずは、指示を受けたらメモを取り復唱する、といった基本的なことが疎かになっていないか、もう一度見直しましょう。仕事の内容をきちんと整理し理解すれば、作業に工夫が生まれ、次第に効率が良くなっていくはずです。また「努力」への認識が周囲の期待より低い人や、数をこなすことばかりを重視して正確さがおざなりになってしまう人もいます。こうしたケースでは、価値観そのものを見直す必要があります。 心身ともに健康で心構えを見直しても改善が見られない場合は、心の障害が背景にある場合があります。

ADHD(発達障害)などの人は、集中力を保つのが難しかったり数字や記号など特定の分野の認知が苦手な場合があります。こうした人は普段は普通に話ができるのに、改善がみられないので「やる気がない」と思われてしまいます。またうつ病や不安障害、統合失調症などの病気でも集中力が低下します。

どうしても改善できずに悩んでいる人は、一度専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/03/30

941 突然息が苦しくなる「過呼吸」

突然、呼吸が苦しくなる過呼吸(過換気症候群)についてお話ししましょう。

過呼吸とは、心理的なストレスなどで起こることが多く、本人は息が吸えない苦しさを強く感じます。実際は、呼吸をし過ぎて血中の二酸化炭素が減り、血液がアルカリ性に傾いている状態で、指先などのけいれんがおきることも。命に別状はありませんが、頻発する場合や高齢者は注意が必要です。

対処法は、紙袋を口にあて吸い込む方法がありますが、窒息しないように袋の角に穴を空けます。パニック障害、全般性不安障害など多くの精神疾患の症状にも見られるので、心配な場合は相談を。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/03/30

 

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