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こころのはなし

No.1121〜1130

No. タイトル No. タイトル
No.1129 子どもの「発達障害」を知ろう(5) No.1130 高次脳機能障害が原因で起こる心の病
No.1127 子どもの「発達障害」を知ろう(3) No.1128 子どもの「発達障害」を知ろう(4)
No.1125 子どもの「発達障害」を知ろう(1) No.1126 子どもの「発達障害」を知ろう(2)
No.1123 「また発作が起きるかも」と不安 No.1124 困ったパラサイト息子
No.1121 小学校で突然おもらしをするように No.1122 突然襲ってくる動悸や強い恐怖感

 

1130 高次脳機能障害が原因で起こる心の病

高次脳機能障害が原因で起こる心の病についてお話ししましょう。

高次脳機能障害とは、交通事故などの頭部外傷に伴って、脳の中でも比較的高度な認知機能に障害がある場合をいいます。主にリハビリテーション科で治療を行います。

心療内科などを受診する場合は、認知機能の障害により物忘れが目立ったり集中力維持が困難になり、「同じことを何度も繰り返し言ったり聞いたりする」「約束が守れない」など認知症と似たような症状が見られます。それらが高次脳機能障害が原因と理解されず、対人関係や家族間での葛藤が起きるケースもあり、適応障害や不安障害を合併することがあります。不安感、動悸、眠れない、落ち込み、イライラするなどの症状がある場合は早めに相談してください。

治療法は、それぞれの合併症に合った治療を行い、症状を緩和します。また、本人や家族の理解が必要なため、カウンセリングによる環境調整を行う場合もあります。慢性的な障害ですが、ケースバイケースで適切な対応を考えていくことで、障害に伴う問題を小さくしていくことが期待できます 。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 15/06/13

1129 子どもの「発達障害」を知ろう(5)

この記事は、こちらからの続きです。

発達障害についての5回目です。

相談をする場合は、診断基準だけでなく、個々のケースを丁寧に見ていくため、乳幼児期からの様子を細かく伺うほか、母子手帳、今まで描いていた絵、通知表なども診断の助けになります。

また、子どもは気分によって検査結果が変わることがあるため、一度で診断せず、半年〜1年程度期間をあけて診察をする場合もあります。 診断後の対応は、苦手な部分と、より適応できる部分を見極めて、得意なところを伸ばしていけるような環境(教育的指導や配慮)を整えていくことが大切です。

まず早めに相談してください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 15/06/05

1128 子どもの「発達障害」を知ろう(4)

この記事は、こちらからの続きです。

子どもの「発達障害」についての4回目です。

発達障害はどの時期から分かるのでしょうか。

乳幼児期からある程度分かる場合もあります。例えば自閉症スペクトラム障害では、赤ちゃんの発達段階で見られる“微笑み返し”をしないことも特徴の一つです。ただし、脳腫瘍や脳の器質性障害、虐待などが原因の場合もあります。

どのような相談があるかというと、年少・年中で「ひとり遊びばかりで友だちと遊ばない」と心配する親御さんがいますが、友達と遊べるようになるのは5〜6歳で、それまでは難しいものです。この時期は1年の差が大きく、特に年少、年中でも生まれによって個人差があるのであまりあせらないのが大切です。

心配な場合とは、自閉症スペクトラム障害の場合、全く無表情や下をずっと向いている、鶏のような歩き方、唐突に話すなど見た目や行動が特徴的です。少し自分の中に閉じこもりがちであったり無口なだけなら心配いりません。また、女の子に関しては不注意優勢型のADHDやLDは考えられますが、自閉症スペクトラム障害はあまり見られません。

気になる場合は、早めに相談をしてください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 15/05/23

1127 子どもの「発達障害」を知ろう(3)

この記事は、こちらからの続きです。

子どもの「発達障害」についての3回目です。

ADHD(注意欠陥多動性障害)には、「じっとしていられない、手足をそわそわ動かす」などの多動型、「順番を待てない」などの衝動型、「忘れもの、失くしものをすることが多い」などの不注意優勢型があります。3つの中の一つのタイプだけでなく、いくつか混在している混合型もいます。

学校での様子というと、男の子に多いのは多動型で授業中に足をばたばたさせて落ち着きがなかったり、教室を立ち歩いたり、教室から出て行ってしまったりします。女の子に多いのは不注意優勢型で、忘れ物やケアレスミスが目立ちます。

心配な場合や検診などで指摘された時はどうすればよいでしょうか。

片付けができず、机の中がぐちゃぐちゃでADHDではないかと相談に連れて来られた小学生の男の子がいました。診察してみたところ、集中力もあり、おとなしく座って応答もきちんとできていたので特に問題はないと思われました。

最近は、発達障害ではないかと過剰に心配される親御さんも多いですが、検診などで指摘があったり、疑問がある時は心療内科・精神科で相談してください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 15/05/16

1126 子どもの「発達障害」を知ろう(2)

この記事は、こちらからの続きです。

今回は、LD(学習障害)についてお話ししましょう。 LDとは、発達障害の一つで、知的発達に大きな遅れはないのに、学習面で特異なつまずきや習得の困難を持ち、いわゆる“読み・書き・計算”のいずれかが困難な読字障害、書字障害、算数障害があります。

また、学校関係者の間では国語や理科など、とりわけ苦手な分野に関していろんな学習障害があると捉える考え方もみられます。

目安として読む・書く・計算の項目でそのうち一つがほかの平均値より2標準偏差以上低い場合、LDの可能性が考えられます。気になる場合は相談を。

次回は、ADHDについてお話しします。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 15/04/25

1125 子どもの「発達障害」を知ろう(1)

新学期が始まり、集団生活の中で心配事も抱える時季。子どもの「発達障害」についてお話しする1回目です。

発達障害とは、生まれつき一部の脳の神経細胞に問題があることが要因ではないかと考えられ、発達の仕方が通常と異なる障害です。ものの見方や感じ方、行動様式が独特で、日常生活や学習の面で難しいと感じることがあります。

発達障害の主なものには、自閉症、アスペルガー症候群、LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)などがあります。

自閉症やアスペルガー症候群の特徴は、言葉の発達の遅れは見られず、言葉以外の動作や表情を読むのが苦手であるのがアスペルガー症候群、両者とも苦手なのが自閉症というような区別が以前はされていました。しかし、どちらも強いこだわり行動や社会的コミュニケーションの障害など共通する特徴があり、最近では自閉症、アスペルガー症候群とそのほかの広汎性発達障害の区別をつけず、「自閉症スペクトラム障害」という概念で捉えるようになってきました。発達障害で気になる場合は心療内科などで相談を。

次回はLDについてお話ししましょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 15/04/11

1124 困ったパラサイト息子

就職して何年もたつのに親の家から独立していく様子もなく、ろくに食費も入れない息子。

洗濯や食事の支度は母親まかせ。このままでは母親の方もたまらないし、息子の将来も心配だとこぼす方がいらっしゃいます。

仕事がきちんと続いているなら心配は無用。親がはっきりお金を要求しないのがいけません。お母さん自身が今まで人頼みで過ごしてきていませんか。ご自分で息子さんと交渉しなくては。「食費と光熱費を入れてね」と言えば、案外あっさり払ってくれるかも。

息子さんが食費を入れないのが仕事や収入が不安定なせいなら、背景に心の病気がないかも考えます。転職するのは全く問題ないのですが、休みがちだったり次の就職までかなり空くようならば食欲や睡眠、対人関係などにも問題がないか気配りしてあげましょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 15/03/06

1123 「また発作が起きるかも」と不安

この記事は、こちらからの続きです。

パニック障害についての2回目です。

パニック障害の経過は、「また同じ状況で発作が起きるのでは」という不安で電車などに載れなくなったり(予期不安)、発作が起こった場所を避けたり(回避行動)します。慢性化すると場所や時を選ばないで発作が起きるようになります。その後、発作自体は減ってきて、うつ病、全般性不安障害などを合併する場合もあるので注意が必要です。

治療法は、慢性化や合併症がなければ、薬物療法や比較的簡単な行動療法でほぼよくなる病気です。症状に気付いたら早めに医師に相談してください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 15/02/28

1122 突然襲ってくる動悸や強い恐怖感

不整脈など身体的な疾患以外に、さまざまな精神疾患でも起こる“動悸”。その代表である「パニック障害」について2回にわたりお話ししましょう。

パニック障害の主な症状は、主に動悸、息苦しさ、目まい、発汗などの自律神経症状のほか、強い恐怖感が突然前触れもなく起こります。そのほか、トイレに行けない状況で下痢、腹痛や尿意をもよおす人もいます。発作は概ね30分ほどで治まるものが多いです。

どのような時に発作が起きるのかというと、電車、長距離を走るバス、飛行機などの逃げ出せないような場所でよく発作が起きます。また、乗り物だけでなく、睡眠中に発作が起きることもあります。自覚が難しいのですが、寝起きにぐっしょり汗をかいていたり、途中で目が覚めてしまったり、起きた時に気持ちが悪いなどの症状があります。

発作への対処は、電車などでは目的地まで途中下車しながら、なんとか耐えて移動するというように対応されている人が多いのではないかと思います。そのため、日常生活に著しく支障がでることも少なくありません。

次回は治療法などについてお話しします。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 15/02/21

1121 小学校で突然おもらしをするように

「最近周囲に反抗的な小学1年生の娘が、突然学校でおもらしをするようになりました。原因が分からず心配です。」という方の悩みについてお話ししましょう。

トイレを失敗したときの対応は?

排尿・排便のトレーニングは小学校低学年ではまだ確立されていないといわれており、失敗することも多いものです。おもらし自体はそれほど心配する必要はないでしょう。失敗したからといって責めると逆効果になってしまうので、こっそり着替えを持たせて安心させてあげるのも手です。

心因性の可能性はあるのでしょうか?

何らかの心理的要因が絡んでいたり、まれに不安障害、発達障害、精神遅滞などが背景にある場合がありますが、そのほかの精神疾患に関しては比較的小学低学年では起きにくいと考えられます。それよりも反抗的であることから、不機嫌な状態が続いていることが気になります。一般にこの時期は、機嫌が良いか悪いかで体調がよくないかどうかの判断の目安になります。具体的な病気も心配されるので、まずは小児科で相談をしてください。特に異常がなければ、そのうちに治まるケースがほとんどです。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 15/02/07

 

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