トップページ 診療案内 各種プログラム こころのはなし ご家族 スタッフ募集 サイトマップ English
こころのはなし

No.1021〜1030

No. タイトル No. タイトル
No.1029 うつ病と双極性障害の違いは? No.1030 娘が高校に進学しないと言い出した
No.1027 コミュニケーションが苦手な息子 No.1028 双極性障害とうつ病
No.1025 お母さんが鬱に・・・どうしましょう No.1026 睡眠リズムの乱れ、背景に心の病も
No.1023 子供の進路を巡って夫婦喧嘩 No.1024 外見のコンプレックスが強い
No.1021 不安感が襲ってくる No.1022 「昼夜逆転」「睡眠リズムが不規則

 

1029 娘が高校に進学しないと言い出した

「『中学2年生の娘が、卒業したら高校に進学せずすぐに働きたい』と言い出しました。 せめて高校は卒業してほしいと伝えていますが、考えを改める気配がありません。」43歳・男性からの相談です。

まずはお嬢さんが、「進学しないと」と言い出した理由を知ることが重要です。おそらくご相談者は、高校に行かなかった場合の不利などについてお伝えしていると思いますが、お嬢さんにとって将来よりも今向き合っている現実が苦しいために、そうした判断をしている可能性があります。

原因として、発達障害などがあるために学校にうまく適応できていなかったり、うつ病や双極性障害など心の病気を抱えているために授業を受けることを苦痛に感じているのかもしれません。また、強く興味を抱く分野があり自分の特性に目覚めて、「高校に行く時間がもったいない」と感じているケースもあります。

周囲と意見が割れた場合、実はご本人の判断が正しいケースが少なくありません。ご相談者は、お嬢さんがなぜ学校に行くことを負担に感じているのかをよく聞いてあげましょう。

そして発達障害や心の病が疑われる場合は、専門家にご相談のうえ、早めに対処することが必要です。すぐに社会に出たいと考えている場合は、どうすればお嬢さんの将来によりプラスになるか、一緒に考えてあげて下さい。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/03/01

1029 うつ病と双極性障害の違いは?

この記事はこちらからの続きです。

うつ病と似ている双極性障害についてのお話しの2回目です。

うつ病と双極性障害の異なる点とはどのようなものでしょうか。 うつ病は、落ち込みとそうでない状態のある単極性うつです。双極性障害は、うつ状態と躁(そう)状態が繰り返します。 うつ状態のときはどちらもよく似ていますが、双極性障害は典型的なうつ病の症状を満たしていないものです。状況によって落ち込んだり、元気になったりする非定型うつとも似ています。

躁状態の特徴は、気分が高揚して多弁になる、イライラ感を募らせる、自分が偉くなった気がする、人の粗が見えて非難攻撃する、浪費するなどです。躁状態になると気分がいいので、通院が途絶えてしまう患者さんもいますが、「一見、軽い躁状態なので大丈夫」と思っても、突然自殺を図るようなリスクが高いのも特徴です。

治療法は、軽い躁状態になると、その後うつ状態になることが多いため、躁状態を抑える治療を行います。

また、環境要因に大きく反応するため、家庭や職場なども含めた環境調整が大切です。よく似ているうつ病や非定型うつ病と治療法が異なるため、まずは心療内科などで相談をしてください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/03/01

1028 双極性障害とうつ病

うつ病と似ている双極性障害について2回にわたり、お話ししましょう。

双極性障害とはどんなものでしょうか。 うつ病は、落ち込みなどの“うつ”の症状だけが起こりますが、双極性障害は元気がありすぎる“躁”と“うつ”の症状を繰り返します。両者とも、うつの症状がよく似ています。 ではうつ病の仲間なのでしょうか。

以前はうつ病の一種(躁うつ病)としていましたが、今は異なる病気として認識されています。診断に関しても、うつ病の治療を行っていてなかなかよくならない場合、躁うつ病を疑うことが多かったのですが、現在は双極性障害の診断基準となるチェックポイントも細かく設定されています。まずはご相談を。

この記事はこちらに続きます。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/02/22

1027 コミュニケーションが苦手な息子

「保育園に通う5歳の息子は集団行動が苦手です。何か問題があるのではと心配です。」36歳・女性からの相談です。

息子さんは以前からほかの子どもたちと遊んだりするのが苦手で、最近では友達や先生が「一緒に遊ぼう」と呼びかけると、壁に頭を打ちつけたり、自分で顔や頭を叩くなどして嫌がるそうです。「家では2人の兄(小学6年生と5年生)とよく遊んでいるのに、何が原因なのか分からない」とご相談者は首をかしげます。

集団行動が苦手なお子さんは少なくありませんが、息子さんのように「自傷行為」が表れているのは放置できない状態です。 断定は難しいのですが、発達障害などがあり、特に言語の分野での遅れがあるため感情をうまく言葉にできず、自らを傷つけることで拒絶を表現している可能性もあります。 お兄さんたちとはよく遊んでいるということですが、年の離れたお兄さんたちが、弟の意図を汲み取っているからかもしれません。

早目に精神科、心療内科、療育センター等で相談することをおすすめします。生理的な症状の可能性もありますので、まずは経過を観察し、カウンセリングや詳細な検査を通じて症状の軽重や今後の対処を考えていくことになります。

仮に発達障害などがあっても、早めに対処を始めれば症状の改善が図れる場合も少なくないと思います。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/02/22

1026 睡眠リズムの乱れ、背景に心の病も

この記事はこちらからの続きです。

睡眠障害の一つである「概日リズム睡眠障害」についての2回目です。

概日リズム睡眠障害の症状は、睡眠の時間帯が前後にずれたり、睡眠と覚醒のリズムが不規則になります。単に睡眠周期が乱れるだけでなく、背景に心の病が隠れている場合もあります。

どのような心の病が考えられるのかといえば、多いのは非定型うつ病、パーソナリティ障害、うつ病、統合失調症、双極性障害などです。うつ病では、早朝覚醒する睡眠相前進症候群、統合失調症では朝方寝て昼起きるような睡眠相後退症候群になりやすいなど疾患によってさまざまな場合があります。

治療法は、ビタミン剤や光照射療法、環境調整を行い、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を促して体内時計を正常にしていきます。背景疾患がある場合は併せて治療します。完全に周期が乱れると治療も時間を要すため、予防することが大切です。

予防するには、まずは規則正しい生活を心がけます。例えば夜は12時代までに就寝、朝は9時までに起床するのが望ましいです。特に長期休暇では、リズムを崩しがちなので注意しましょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/02/15

1025 お母さんが鬱に・・・どうしましょう

家事ができない、子どもの世話ができない状態になったときは、お子さんを連れてしばらく実家に帰って休むのも良い方法です。おじいちゃん、おばあちゃんに応援に来てもらうのもいいですね。お母さんがリラックスして家事を頼める間柄だからです。お姑さんだとどうしてもお嫁さんを批判しがちで、あまりお勧めできません。療養が長引くと応援するのも疲れてきます。

役所の介護保険や障害福祉などの担当に相談してホームヘルパーを頼んだり、週に幾日か保育施設にお子さんを預けるのも、無理をしてイライラしているお母さんと過ごすより育児環境は良いです。

周囲は、お父さんに「奥様ご病気で大変ですね」と心理的サポートをしてあげましょう。「家事をやってあげて」と言うと、ただでさえ疲れているお父さんには逆効果です。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/02/08

1024 外見のコンプレックスが強い

「自分は外見が醜いのではないか、という思いが強く、何事にお積極的になれません。どうしたら考え方を変えられますか」20歳・女性からの相談です。

ご相談者は幼い頃にメガネをかけていることをバカにされ、それ以来、外見へのコンプレックスが強くなったそうです。そのせいで学校やアルバイト先でも積極的に人に話しかけることができない、と言います。

若い女性の多くが外見にコンプレックスを抱いており、それは客観的な美醜とはほとんど関係ないことが多いものです。特に最近では、雑誌やテレビで目にする芸能人と自分を比べ「自分は醜いのでは」と感じる人もいます。

実はこうした芸能人は「どうすれば自分が良く見えるのか」を常に意識し、工夫を重ねている人たちです。ご相談者の場合もお化粧やファッション、髪型などを工夫するだけでも外見は見違えるように変わるはずです。意識的に努力を重ねると、少しずつ自信がついてくると思います。

ただ、鼻下や口もとに異常を感じたり、目と目の間が広いのではないか、と極度に感じ、人前に出ることができないなど生活に支障をきたしている場合は、不安障害や妄想性障害などの心の病気が原因の可能性があります。薬の服用やカウンセリングを通じて症状を改善できることが多いので、気になる場合は、専門医にご相談下さい。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/02/08

1023 子供の進路を巡って夫婦喧嘩

「受験を控えた中学3年生の息子の進路を巡って、妻と毎日のように喧嘩になっています。息子への影響が心配です。」43歳・男性からの相談です。

ご相談者の息子さんはサッカーの強豪校への進学を希望しており、その意志を尊重したいご相談者と、勉強を優先してほしい奥様との間で喧嘩が絶えない状態になっているそうです。

両親の不仲は子どもに大きな影響を与えますので、受験を前にこうした状態は早く解消した方がよいでしょう。そしてこのご夫婦の場合、喧嘩の原因は価値観の違いだと考えられます。

親は、どうしても子どもに自らの希望や夢、社会観を押し付けてしまいます。ご夫婦の場合も、スポーツを通じて心身を鍛えることが成功への近道だと考えるご主人と、より学歴の高い高校、大学へと進むことが大切だと考える奥様との価値観の違いが、衝突を引き起こしているのです。

ただお二人ともお子さんが充実した人生を歩んでほしいと考えている点では共通しています。それを認識すれば、対立が今より深くなることはないと思います。

言うまでもなく、学歴やスポーツ経験の有無そのものが、将来の成功を保証してくれるわけではありません。未来はお子さん自身が切り開くしかないのです。ですから親としては、お子さんが進路を決めたら、それを全力で応援してあげてほしいと思います。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/02/01

1022 「昼夜逆転」「睡眠リズムが不規則

睡眠障害の一つである「概日リズム睡眠障害」について2回にわたりお話しします。

概日リズム睡眠障害とは、睡眠の周期がずれ、日常生活に困難をきたす睡眠障害です。 夜寝て、昼起きるという生活リズムは、社会的・環境的因子が大きいと思われます。つまり、環境によって睡眠のリズムは変わりやすいのです。例えば、一人暮らしの学生は睡眠周期のリズムがくずれがちです。卒業してもくずれた状態から戻らず、就職や社会適用が難しいという人もいます。

概日リズム睡眠障害にはどのようなタイプがあるのでしょうか。 「睡眠相後退症候群」は、簡単にいうと夜更かしをして朝寝坊する状態です。ひどくなると、明け方眠って昼に起きるという昼夜逆転に。「睡眠相前進症候群」は、夕方から眠くなり、早朝目が覚めてしまいます。これらが進むと、睡眠と覚醒が昼夜を問わず不規則になります。

改善するには、周囲の環境に同調させるための環境調整や光照射療法を行います。集団生活で治る場合もあり、入院もその一つです。治療についてなど気になる場合は相談を。

この記事は、こちらに続きます。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/02/01

1021 不安感が襲ってくる

強い不安感が続く「全般性不安障害」についてお話ししましょう。

不安感の原因はるのでしょうか。

原因があり一つの不安が過ぎるとまた次々と不安に襲われる場合と、原因がなく漠然と不安になる場合があります。不安感が続くと、イライラして怒りっぽくなったり、理由がなく涙がでることもあります。そのほか、動悸、息苦しさ、頭痛、肩こり、めまい、冷や汗、のぼせなどさまざまな自立神経症状が出ます。

治療法は、不安を取り除くために、抗不安薬や抗うつ薬などの薬物療法を行います。また、認知行動療法も有効な場合があるので、症状の程度や出方によって治療を行います。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/01/25

 

No.1081〜1090 No.1091〜1100 No.1101〜1110 No.1111〜1120
No.1041〜1050 No.1051〜1060 No.1061〜1070 No.1071〜1080
No.1001〜1010 No.1011〜1020 No.1021〜1030 No.1031〜1040
No.961〜970 No.971〜980 No.981〜990 No.991〜1000
No.921〜930 No.931〜940 No.941〜950 No.951〜960

上記以前のバックナンバーは、こちらから選択してください。

こころのはなし こころの病気の知識こころの病気のはなし-1こころの病気のはなし-2こころの病まめ知識福祉用語の基礎知識お役立ち情報自立支援医療制度ソーシャルワーカーよりデイケア社会資源情報社会資源情報こころの健康アラカルト クリニック広場デイケア通信リンク集 トップページへ